木綿以前を追って(苧麻)04

苧績み(おうみ)と糸車

本日は糸作りです。
先生は、糸作りの熟練者タケノさんにバトンタッチ。

水に浸した青苧を、手で裂いて細くしてゆきます。

そこからがたいへん!
青苧の繊維を、手で!つなげて長~くしてゆきます!(苧績みといいます)
私などは体験なので、ある程度ですが、たとえば着物一着、縦糸分作るには、・・・
と考えると、気の遠くなる作業。

青苧は大体1m前後くらい。端と端をつないで、縄をなうような感じで。

手で!全部手で!

つないだ繊維は、曲げわっぱの『苧桶(おぼけ)』に入れておきます。

糸ぐるま登場!
やまんば気分が盛り上がります。

この糸ぐるまで糸にヨリをかけてゆきます。
左足で糸の方向というか、向きを操作します。

フセがつないだ糸は、とちゅう何度もつっかえて、そのたび
タケノさんが『ん~??』と、ほぐしては直してくれました。

タケノさんがつないだ糸は、どんなに引っ張ってもビクともしないのに、フセのはかんたんにはずれます。

じゃじゃーん。つむいだからむし。

カヤ(ススキの茎)に巻きつけてあります。

眠り姫をさした糸かせを彷彿します。さされてもフセは寝ないけど。

これを、糸枠に巻き取ってゆくそうです。(今回はこの工程はなし)