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生藍の多色染めと干し葉藍染め

7/18-19の草木屋さんの草木染教室は藍。

生葉では多色染め、

干し葉で青を染めます。

 

生葉ではまず50度のお湯を用意します。

 

生の葉と50度のお湯とで

 

密閉すること2時間。

藍の葉が持つ酵素反応を利用するそうです。

 

2時間経過。

葉を取り出した水はうっすらと色づいています。

 

そこからバリエーション展開。

さきほどの液を煮立たせたり

 

生葉をミキサーにかけたものを加えたり

アルミ媒染をしたり

 

それにしても暑いです。

アルミ媒染の写真取り忘れました。

ごめんなさい。

 

生葉で染めたストール。

綿なので発色は薄めです。

 

藍の生葉からこれだけの色が!

 

二日目は干し葉藍。

藍の葉を乾燥させたものです。

生葉は今の季節限定ですが

干し葉は通年染められます。

 

ハイドロサルファイトとソーダ灰を加えて煮ます。

 

藍と桑の葉とあわせて緑色に染めたい!

という要望が初日に出まして

二日目は急きょ重ね染めも決行。

そういうリクエストを山崎先生は喜びます。

 

藍、反応中。

 

絹のストールは干し葉でこんな色に。

 

糸染めは桑とあわせて、めざせ緑。

 

これは絹。

やっぱり絹は発色しやすいですね。

 

これは藍の花。

とてもきれいで、何かしないともったいない。

『ふせさん、これで何か描けば?』と言われましたが、、、

アドリブに弱いフセは突然言われても

何も思い浮かばない。

藍の花は夏の暑さと共に散りました。。。

 

藍で染めた絹のネックウォーマー。

50度処理の染液のままで染めたもの、

それを加熱した染液や、生葉ジュースを加えたもの、

アルミ媒染を施したもの。

干し葉藍で染めたものなど。

藍からこんなに色んな色が生まれるなんて。

 

藍の染色条件による試験布!

毎月一枚づつ増えてゆきます。

コレクションが楽しくなってきました。

 


藍の多色染めは来年も行います!

気になる方は、チェックしてみてくださいね。

 


次回の草木染教室は8/1-2

咲前神社での野外授業!

神社の椿を採集しそれで椿灰汁をつくって媒染にし

同時進行で採集した桜の葉を使い染め上げます。大昔からの媒染方法です。

詳しくはコチラ

 


9月の草木染教室は9/19-20.

19日は桑の試験染織をおこない

20日には藍・茜・五倍子を用意して

重ね染めの実践をします!

 

お申込みはton-caraまで。

たくさんの方のご参加お待ちしておりまーす