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木目にそって。

縁側の板が、うるおいをなくしている感じです。

柿渋を薄め、それに唐辛子油をまぜて拭いてみることにしました。

『拭き掃除は、木目にそって』というおばあちゃんの知恵的な話を思い出しました。

ただ、板の方向に雑巾を動かしていましたが、木の目をなでるように動かすと、全然違います。

それはたぶん、当たり前のことなのに、現代住宅に住んでいると、

その言葉の意味を体で知ることができないことに気が付きました。

木目にそって掃除をすすめると、一枚一枚の板が生き物のように大切に感じられます。

それにしても雑巾きたない。ごめんなさい。

 

拭き掃除後。まだまだなんだけど。。。

でも、光の受け止め方がやわらかくなっています。

この家を掃除することで、色んなことを教えてもらっている気がします。