糸紡ぎの会

『木綿往生』という言葉があります。

かつて木綿は自家用に栽培され、一家の女性の手により糸にして織られ、くたびれた着物は作業着に、やがて穴が開けば繕い繕い、それが限界に達すれば小さく切って雑巾に、それも限界に達すれば紐に撚り灯心となって燃え尽き、その天寿をまっとうするというもの。

むかしは当たり前だった風景と手仕事です。なぜそこまで布を大切にしたのでしょうか。

今はわからなくなってしまいました。でも、棉(わた)の栽培から糸紡ぎ、織りを通して体験頂くことで、

わずか一筋の糸や、布をいとおしく思う、むかしの人の気持ちが、きっと実感頂けるはずです。


綿の栽培と糸紡ぎ

ton-caraの畑で育てている綿の世話をしたり、そこで収穫した木綿から糸を紡ぐ会です。紡いだ糸は機織り教室で布に仕上げることもできます。

基本的に第4日曜日に活動していますが、畑の都合でそれ以外の日程で種まきなどの作業が入ることもあります。

時には苧麻などの植物繊維で遊ぶこともあります。

 

 活動日:毎月第4日曜日(講師やton-caraの都合により変更になる場合があります)

活動時間:10時~15時(昼食1時間)

料金:5,000円/月 材料費別途

冬季薪と暖房代:300円/月(11〜4月) 

昼食希望の方はご連絡ください。(食材費900円)