今日は大晦日。掃除もまだまだですが、かまどの神様にお供えをしようと火を入れました。
ずっと使われていなかったかまどです。
湿気ていて、なかなか手間取りましたが、やがて勢いよく炎があがると、
その途端、あちらこちらの時計が一斉にボーンボーン、と、家中に鳴り響きました。
止まっていた時が動き始めたように感じ、涙が出そうになりました。
かまどには神様がやどり、家や家族を守ってくれるとむかしの人は言い伝えました。
『家って、生きている』、そう感じました。
この家の人は、みな出て行ったり亡くなったりしていなくなってしまいました。
でも、誰かが帰ってくるのをずっと待っていてくれていた気がします。
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オオイシ ユウコ (月曜日, 09 1月 2017 12:42)
かまどで炊いたご飯は、きっと美味しいでしょうね。
春の訪れがきこえてきた頃に、味わいに行きたいと思ってます^^
機織りや麻の栽培、かつて日本の暮らしにあったものを、ぜひ見せてください。
ふせ (月曜日, 09 1月 2017 21:46)
ありがとうございます^_^
コメントうれしいです。
古民家は予想外の珍事も多く、お掃除も中々大変ですが、それも含めて楽しんでいます。ぜひぜひお出かけください。