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この日は蚕絲館さんにより『撚糸』のワークショップが行われました。
座繰りで引いた生糸は、そのままだと糸がバラけやすく、扱いが大変なため、
糸に『撚り』をかける『撚糸』を行います。
糸に『撚り』を加えることで、繊維がまとまり、強くなって扱いもしやすくなります。
ワークショップでは、糸車を使って行います。
上と下の写真は『かせ』を枠に巻き直しているところ。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=861x10000:format=jpg/path/s49b7105b3388bb8f/image/iaedf801e986fafa4/version/1516770432/image.jpg)
巻き取り中。。。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=878x10000:format=jpg/path/s49b7105b3388bb8f/image/i230257c9ee52360b/version/1516770508/image.jpg)
慣れるまで、ちょっとタイヘンな糸車。。。
枠に巻き取った糸を撚りかけします。
でも、次第に慣れて、午後にはみなさんスムーズに糸車を操ってらっしゃいました。
▲動画です▲
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ホカホカ。
撚りをかけた生糸は、蒸し器で蒸して、撚りどめします。
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お茶タイムでひと息つきましょう。
東先生が陸稲(おかぼ)のお団子を作ってきてくれました。
東先生の作ってきてくれるおやつは、しみじみおいしい、
懐かしい味わいのお菓子で、大好きです^^
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蒸しあがった生糸は、カセに巻き直します。
2本の糸を1本に合糸してあります。
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糸車で管に巻いた時の巻き具合次第で、カセに巻き取り直す時に、つっかえてしまうことも。
初めてのレクチャーでは、五里霧中というか、まるで樹海の中を案内されているようで、
『???』の連続なのですが、通しで体験してみると、
『ああ、あの時のアレが、ここに響くのかー!』と よくわかります。
でも今回のみなさんは、とてもスムーズで撚りかけの糸量もはかどりました!
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手前が座繰りしただけの生糸。奥が撚糸された生糸。座繰りしたてのような光沢は失せていますが、
この後に生糸を柔らかくする『精練』を行うと。。。
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一番奥が精練した絹糸。
撚糸の後に、精練を行うとうっとりするほど柔らかく、輝くような美しい絹糸になります。
精練したい方は、ご連絡くださーい。
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