![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=499x1024:format=jpg/path/s49b7105b3388bb8f/image/i0b47257da5123427/version/1553507286/image.jpg)
紅花からつくる 紅いろはとても高価で、
同じ重さの金と交換されたと言います。
畑で紅花を育てた Sちゃんの希望で
紅花WSを開催することに なりました。
最初は紅花染めの予定でしたが、トンカラ周辺の女子たちは思いついてしまいました。
『せっかく紅を抽出するなら、口紅の紅が作りたい!』
通常、クエン酸やソーダ灰を用いて染めますが、やはり女子たちの
『せっかくやるなら、ケミカルなものは使いたくない!』
という女子たちの希望を叶えるべく、講師の杜人先生は煙にまみれながら
大量の藁を燃やして藁灰汁を作ったのでした。
そして、当日、クエン酸の代わりに庭にたくさんなっている柚子をもいで酸を加えることにしました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=824x10000:format=jpg/path/s49b7105b3388bb8f/image/ib1cc49c713902ea0/version/1553506448/image.jpg)
紅色を抽出するために用いた脱脂綿さえも可愛い。
思わずハート型にしてしまっています。
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2kgの乾燥紅花からとれた ほんものの紅。
早速つけます!
キュートです!
『 なんか、普通の化粧品だと塗られて蓋されてる感じがするんだけど、これ、いい!!』
という感想です。
紅自体に薬効があるからでしょうか。昔お歯黒であれてしまう唇を癒すために塗られたとも聞きます。
私もつけてみました。
化粧品が苦手で口紅はつけると間違いなく荒れてしまい、
実は 18の頃からつけることがなかったのですが、
これはいい!と私も思いました。
そして残液で染める染める!
どの繊維が一番色素を取り込むか、吸水性によるようで、
各自持ち込みの繊維による紅色素の争奪戦です。
下地に藍をあらかじめ染めておいて紫に染め上げるツワモノも出現。
なんだか 高貴な感じ。
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出来上がった紅皿。
乾くと緑に光るのです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=914x10000:format=jpg/path/s49b7105b3388bb8f/image/i94496d5dfa5f710a/version/1553507118/image.jpg)
おでこに紅をさす男子出現。
(口にさすのはちょっと何だから)
途端にインドっぽくなったので、
みんなで『ナマステー』と言って記念写真を撮ったのでした^^
紅皿作りは次の冬も行う予定です!
ご興味ある方はご連絡くださいませ。