· 

高機と網代格子

坂田先生の機織り教室。

マフラー、ティーマット、高機の整経と、皆さんそれぞれの作業にいそしみます。

 

Iさんは、伊勢崎絣を織りたい!という熱い志を持ってらっしゃいます。

この日は『筬(おさ)通し』ですね。

このクシみたいな道具が筬です。この歯に一本一本経糸を通します。

 

シェフは怒涛の勢いで織り進めています。この日は網代格子。

経糸と横糸の組み合わせにより、文様を織りだします。

 

2週間後、Iさんの糸は高機にセットされました。

手前の金物の筋たちは、『綜絖(そうこう)』。

織物は、経糸に横糸を交差させながら通してやることにより、布が作られて行きます。

綜絖は、横糸を通してやるために経糸がパクパク動くための仕掛けです。

綜絖に、経糸1本1本通して行きます。

単純作業だけど、間違えると、とってもショック。

気をつけて・・・

 

シェフ、網代格子が織りあがって次の作品へ。

今度はラーヌ織りでスマホカバー。

 

織りあがった網代格子のマフラー。素敵ですね。

 

次回の機織り教室は、いつもの第三日曜日ではなくて、

春分の日、3/21(水)です。

卓上機も用意してありますが、

初めてでも高機を使ってみたい方は、経糸をかけた状態で体験できるようになっています。

ぜひ、トライしてみてくださいね。

 

お申し込みは、

ton-cara 布施智水

TEL:027−326−2370

e-mail:mail@ton-cara.com