2017年春蚕・養蚕ワークショップ 2−3日目眠って起きる、お蚕さん。

5/21、養蚕ワークショップ、2日目。今日はお蚕さん寝ています。

『眠みん』と呼ばれる状態。

脱皮前の準備なんですって。

頭を持ち上げて、みな動きません。

 

お蚕さんの上に網を乗せ、その上から桑を与えると

お蚕さんは桑を求めて網の上に移動します。

そして網を持ち上げて、フンや昨日の餌の残り物と分離します。

 

お蚕さんの上から石灰を撒いてゆきます。

これはばい菌を防ぐためと、

お蚕さんが桑を食べるタイミングを揃える働きがあるそう。

 

かまってほしい こまち。

続く。

 

 

養蚕ワークショップ、3日目。

暑い!朝から暑いです。

蚕室は朝から30℃超えですって。

平石先生、養蚕道具を洗浄します。

お嬢さん育ちだからでしょうか、お蚕さんは菌に弱く、

清潔にしないといけません。

朝、納豆食べないで下さいと伝達があってびっくりしました。

 

 

養蚕道具はきれいにして、よく干します!

 

桑の枝の伸ばし方について、語ります。

どうして桑をこの高さにしておくのか〜、

桑の収量はこんな樹形だとどうなるか〜、

この樹形だと作業効率はどうだ〜、

いろいろな試行錯誤があるんですね。

それから蚕の飼い方と桑の種類の関係とか、

養蚕やりたい方は、とても興味ふかい内容ですよ!

 

 

さて、今日はお蚕さんお引越し。

『蚕箔』という写真の台から下の飼育台に移してやります。

 

広げてゆきまーす。

初日より大きくなったけど、

お蚕さんまだちっちゃいですね。

 

そして桑の作業。

重量を量ってみます。

レトロな量りです。

12kg。

 

『持ってみて』

はい。重いです。

 

そして今日も桑をこきます。

 

そして畑に桑を採りに。

 

畑までついてくる こまち。

 

しっかり締まって、ほどけやすい桑の縛り方。

 

悪戦苦闘。

 

『胸、肩、それから頭に載せて。。。』

さらっと言いますが、それ、大変です!

 

東先生、観光の人寄せでない

ガチ労働の大原女のようです。

 

頭上運搬は厳しいです〜。

肩に担いでゆきます。

 

がんばって〜。

重さのあまりでしょうか、トラックまで急ぎ足。

 

とっても暑い日でした。

桑についたクワゴ(蚕の仲間で野生のもの)が見守っていました。

彼の動きはスピーディでした。