2017年春蚕・養蚕ワークショップ(5/29)5齢に入ったお蚕さん

5/29、蚕絲館さんでは お蚕さん脱皮を経て5齢に入りました。

ダーーン。

ずいぶん大きくなりましたね。

 

お蚕さんの食べっぷりが良いようで、

受講されているYさんも蚕絲館に到着するとすぐに給桑。

お蚕さんに桑をくれる作業からです。

この時期になると、桑はもう枝ごとですね。

 

桑の与え方レクチャーです。

飼育台の中にどうやって桑を重ねてゆくのか、とか

どのタイミングでどのくらいの量を与えるのか、とか。

それにしても。。。

平石先生、よく逆さまから絵が描けるなあ、といつも感心します。

 

ツバメが何か言っています。

 

部屋の中では天蚕も順調に育っています。

 

昼ごはんの後、ミャンマーコーヒーを飲みながら、

養蚕の過程について画像付きでレクチャー。

貴重な写真がたくさん。

ちょっと写真を撮って帰ろうと思いながら、

お話が面白いので長居してしまう私。。。

 

ちょっとしたお話からいろんな資料が出てきます。

ちなみにこれは黄色い繭から採れる生糸。

精練すると下のような色になります。

淡ーく黄味がかったなんとも言えない色。

9月からの養蚕ワークショップでは黄色い繭を作る『ぐんま黄金』を育てる予定です。

晩秋蚕ワークショップについて

 

 

また、レクチャーの中で出た質問から、奥州式の座繰り器が出動。

上州座繰り器が歯車で回るのに対し、これはベルトで小枠が回転します。

太い糸は引けませんが、ゆらぎのある糸が引けるそう。

下は動画です。

 

午後は桑畑へ。はじめは手間取っていた桑摘みも慣れてきました。

 

どんどん運ばれてゆく桑。

 

上の動画は蚕絲館さんから頂いた@ton-caraのお蚕さんですが、

モリモリ桑を食べる音が聞こえます。

5齢に入ったお蚕さん、どんどん食べてどんどん大きくなります。