2018年 春蚕養蚕ワークショップ 5/12-13

10日にはじまった養蚕ワークショップ。

3日目の5/12、参加者のIさんと一緒に蚕座を整えます。まだ小さいお蚕さんは菌やウイルスに弱く、

手で直接触れないように箸や羽箒をつかいます。

参加中は朝ごはんの納豆も禁止です。

 

刻んだ桑の葉にびっしりとついていますね。

 

お蚕さんが小さいうちは、作業があまりハードではありません。

午後は座繰りに使うモロコシ箒をまくために畑仕事。

養蚕から織りまで熱心に学びたいIさんは、秋の収穫を迎えたらこの箒で自分で座繰りをするのかな。

 

翌日。お蚕さん、大きくなっている!

小さいけれど、よく見るお蚕さんの形です。

 

ちなみにこれは初日の様子。

4日でこんなに大きくなるんだ。

 

桑を与えられたお蚕さんは、また室に入ります。

 

平石さんは図解入りで段取りや手順を説明をしてくれます。

毎回絵がうまいなあ、と感心しています。この日も午後は畑仕事。Iさん管理機の練習です。

 

桑畑の仕立ては、管理機が入るように計算されています。

管理機がはいらないと、作業がとっても大変になります。

ですから、苗を植える時には桑が大きくなった時のことを想定して

幹の向きや位置をこまかくチェックしていました。

将来桑を自分で植えることがあったら、養蚕ワークショップに出られた方は、蚕絲館さんでサポートしてくれるそうですよ。

はじめての経験、相談に乗ってくれる人がいるとありがたいですね。

 

東さんのアメブロや、IさんもFB掲載しているので、そちらもご覧ください。