養蚕ワークショップ、24日目。
ムチムチと大きくなったお蚕さんは、体が飴色に透けはじめて大きく首を振り始めます。
『熟蚕(じゅくさん)』という状態です。
このタイミングに合わせ、繭を作るための部屋、『蔟(まぶし)』に入れてやります。
お蚕上げです。
お蚕さんを桑の枝ごと集め、機械にかけてふるい落として集めて行きます。
この機械がない場合は、手でふるい落とします。
手作業は、、、何万頭も作業する場合は、ちょっと大変ですよね。
さらにゴミやフンなどから分離して、サンタクロースの袋のように抱えて、風通しの良い二階へ運びます。
滑車で二階へ。
湿気が少なく風通しの良い二階で繭を作ってもらうので、
群馬の養蚕農家さんは、こう言った滑車やエレベーターが設置されている所が多かったようです。
だいたい1000頭ずつ入りますので、それくらいになるように重さをはかります。
ワークショップの間、せっせと組み立てた蔟の出番です。
蔟に流し込むように入れてやります。
蔟に馴染んだ頃あいを見計らって、蔟を吊るします。
尿受けをセッティングして、完成!
最初に入れた4セットを吊るして、あとはタイミングを待ちます。
夜になってしまうので、ワークショップの参加者さんたちのお仕事は、本日はこれにて終了!
10/4の繭かきには、きっと立派な繭ができていますね。
お楽しみに^^
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たかし (日曜日, 04 8月 2024 21:09)
こんにちは。これだけのカイコを、ぜひ一度見てみたいですね。