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藁まぶし作りワークショップ開催のお知らせ【2022/03/13、4/22開催】

お蚕さんが繭を作るための部屋、『まぶし』。

現在は、多くは『回転まぶし』が使われていますが、それ以前、昭和前半は藁を編んだ『藁まぶし』などが使われていました。

 

 

△写真は『皇后さまの御親蚕』(株)扶桑社 平成16年刊行 より

 『藁まぶし』は皇室のご養蚕でも使用されていますので、映像や写真などで目にされている方も多いと思います。

 

使用しない時はたたんでしまうことができ、回転まぶしと違って場所もあまりとりませんので、自宅であまり多くない数を育てている方にもおすすめです。

 

この藁まぶしは、今では作ることができる人も希少になってしまいました。現役で作って使用していた、おそらく最後の世代のお年寄りに講師の東さんが20年も前に取材しておいたものです。

 

 

 


藁を編んで作る『藁まぶし』にも時代の変遷があり、その歴史や具体的な使い方などのお話もあります。

このワークショップで作ることができる藁まぶしは、養蚕農家で使われてきた一般的なサイズ、その半分サイズ、

新聞紙を広げたサイズと3種類あります。

ご自分で使いたいサイズを選んでお作り下さい。

 

 

 

開講日:2022年 ①3月13日(日)、②4月22日(金)

開講時間:10時〜15時(昼食1時間、休憩時間あり)

講師:蚕絲館 東宣江

場所:ton-cara(群馬県安中市上間仁田442)

講習料金:8,800円

材料代:講習料金に含む、藁まぶしを編む道具(製蔟器)の販売も別途あります。

(新聞紙サイズから、群馬県で使われる『蚕カゴ』用のサイズ、その半分のサイズ、3タイプの大きさが作れる蚕絲館オリジナル製蔟器です)

各日定員4名(最小遂行人数3名)

昼食希望の方はご連絡ください。(食材費800円)

用意するもの:汚れてもいい格好。(藁を扱うので衣服に藁がたくさんついてしまいます)

 

※ ほとんど外の染め場、もしくは座繰りの部屋に座り込んで行います。寒さ対策などについては、各自でお支度をお願い致します。

 

お申込は、次の内容を添えてお願い致します。

・お名前

・ご住所

・希望日程 ①3/13 or ②4/22

・連絡の取れるお電話番号

・メールアドレス

・昼食の有無(おまかせ800円)

・交通手段(電車か車か)

・その他連絡事項

 

 

お申込:ton-cara 

e-mail:mail@ton-cara.com 

tel:027−368-2370 担当;ふせ

 

※キャンセルは他の参加者の方に迷惑をかけてしまうことがありますので、できるだけないようにお願いいたします。

やむを得ない場合は、以下の通りキャンセル料を申し受けます。

キャンセル 6日前〜講習料金の80%及び 準備にかかった費用

キャンセル当日 講習料金の100%及び 準備にかかった費用